22歳の若者にもこころがあるよ。

長男が去年から就活をしていました。

あまり多くを語らない長男なので彼から伝わるニュアンスしか感じとれないのだけど、今の就活にちょっと疑問を抱きました。

大学4年生の就活はまず、ネットで企業にエントリーするところから始まります。
たぶん、人気の高いところには希望が殺到していると思います。
そして、晴れて面接までこぎつけると企業を訪問し面接試験を受けてきます。

そして、内定の通知を待つことになるのですが。。。。


不採用の通知すら送ってこない企業があるというのです。

面接を受けた。と息子から聞くと、家族中で結果を待ちます。
1週間、2週間、、、1カ月。
何の連絡もないところがあるのです。

初めてそのことを知った時、信じられませんでした。
「このたびは不採用となりました」
の一文でもよいです。
ご縁のあった若者に次に頑張れよと引導をわたしてあげるのは礼儀ではないでしょうか?

息子はだんだんと憔悴して行くのがわかりました。
「俺、もう何をどうしてよいのかわからない」
とまで追いつめられていました。
しまいには家族と接触するのもしんどそうでした。
そんな子に「がんばれ」と言えますか?

今就職が見つからなくとも、長い人生のうちでそれが失敗だということは決してない、だけど、落ち込んでいても何も始まらない。めげずに行動しないと。。

と言ってやるのが精いっぱいでした。
卒業までに就職は無理かもしれない。2014年があけたころ覚悟を決めました。
いろんなことから逃げるように部屋に入りゲームをしている長男に何度も腹が立ちました。
それでも、研究室の先生から気に入られ、先輩方からも気に入られ、毎日研究に大学に向かう長男。
サークルも入らず、バイトも時々しかしてこなかった長男の大学生活は確かに甘ったれでした。「やりたいことが見つからない」と言いながらも日々まじめに学校だけは行きます。

22歳の若者にも彼らなりに考える事があると思うのです。
そして、そんな彼らをないがしろにする権利は誰にもないのです。
なぜ、試験をして結果を知らせないのか?どういうつもりなのか?
まあ、そんな会社に内定が決まらなくてよかった。。と思うのですが。

そんな彼ですが、4月より就職が決まりました。
ひとつ単位を取得できなかったので半年大学に通いながらの採用です。

我が子には、前を向いて歩いていてほしい。
後ろめたさや、やましさなんてできるなら一生感じずに生きて欲しい。
そのためには、努力しなければならないことは努力してほしいし、諦めないで欲しい。

何も総理大臣になってくれと思っているわけではない。
ただただ、幸せになってほしい。淡々とした日々をほほ笑んで過ごせる幸せを感じていてほしい。
それだけです。

我が家にもひとつ春がやってきます。
ちょっと、ホッとして気が抜けています。


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