イングリッシュ ティー ガーデン Masuda マダムノリコとともに。

このお話は書き残しておかないとと思います。

6月25日(木)
午後から誘われるまま富山県射水市にあるイングリッシュ・ティー・ガーデン・マスダ
にうかがい、生まれて初めてのアフタヌーンティーをいただきました。

すべてマダムノリコの手作りのお菓子。
私がたぶんみたことも触ったこともないだろう食器たち。ティーカップ。

「100均のも時々使うのよ♪」

と言われてもいったいどれがそうなのか見当もつかない。


たまたま、紅茶と食器に詳しい友人も一緒だったので、その顔を見ていればそれが何者なのか言わなくてもわかった。

その暮らしぶりは今まで想像すらできなかったお城のようなおうちで、
「お腹がちょっといっぱいになったでしょうから、おうちをご案内しましょうか?」
と見せていただいたベッドルームは、お姫様のお部屋だった。


「お料理が好きじゃないのよ」


うそうそうそうそ!!



でも、マダムノリコにとって、たとえば冷たい前菜と暖かい前菜をゲストがくるからと準備することぐらいお料理のうちに入ってないのかもしれない。
タルトシトロンにたっぷり使われたバターがカルピスバターだとか。


緊張していただいた、ウェルカムドリンク バジルシードのお飲物
緊張しすぎて私としたことがアップで撮ることを忘れてた。




 キューカンバーとサーモンのサンドウィッチ。上にのったカイワレは、本当はレタスの千切りをパンの乾燥防止にのっけているのだとか。(食べていい)

 私たちの顔を見てからオーブンに入った、焼きたてのスコーン。
サワークリームとお手製の裏ごしイチゴジャムを添えて。
スコーンはナイフで切っちゃいけないんだって。王様の戴冠式だか何だかの何かにどうのこうのっていうお話しだった。金沢で言うところころ餅を焼いちゃいけないっていうのと似てる。
焼いたときにできた「オオカミの口」に沿って割ってジャムをのせのせいただくんだって。
へ~~~~~。


タルトシトロンとパウンドケーキ。
パウンドケーキは何日か冷蔵庫で休ませた方がおいしいのだって。

「タルトシトロエンのふぃりんぐが何でできているかわかる?」
マダムノリコが私の目を見ておっしゃる。
ふぃりんぐ?あ、このタルトの中の固まったなにかね。カスタード系?とか思っていると
「聞くとぞっとするわよ」

あ~~~ん。
「バターですか?」
「そうそう、これ、全部バターが固まったものなのよ。ぞっとするでしょ♪」

ぞっとしつつ、バターをこんなに一時に食べることもそうそうないし、体にいいとかわるいとか太るとか太らないとか、そんな次元の話どうでもよくなってしまってた。

うすめのキーマン
アッサム
アールグレイ

3段スタンドのサンドウィッチやお菓子と頂いたTea Menu


紅茶の飲み比べなんて初めてで、確かにどれも違っていて、一昨年ワインデビューの時と同じような感動が。


「ちょっとお腹が膨れたでしょ。」
そういって、お部屋を案内いただき、アンティークの家具やら世界水準で建てられたおうちの構造やら、見たこともない壁の厚さやら、ご主人が丁寧にワックスをかけたピカピカの床や、いちいち溜息。

そして、お口直しのエルダーフラワーは、テラスで。

 どこかの避暑地にでも行ったような、さわやかで涼やかな風が心地よく舞う庭。手入れされた植物たち。
「このお庭はだれがお世話をされるのですか?」
たぶん、ご主人だろうと思ってうかがった私たちの思う枠は見事にはずれ

月一でなんとか造園の方がいらっしゃるのだそう。

「うげ!」と声をあげてのけぞりそうになっちゃった。
テラスでいただいたエルダーフラワーは、ハーブティと迷ったけど、今日はソーダーよね。とマダムノリコ好み。

テラスでお話をしている間の、、そうほんのちょっとの間に、テーブルセッティングががらりとかわっていて、

 下世話なお話ではあるけど、一脚5ケタらしいティーカップ(大倉陶園)に注がれていく、ダージリンのファーストフラッシュ シンブリ農園。またまた下世話だけど、カップやらのふちにキラキラ輝いているのは20金だそうで。。その口当たりのなんともまろやかな。。
 杏仁豆腐とフォンダンショコラ。添えられていたフルーツも只者ではないのは、パイナップル好きだから。

 「最後にもう一度飲みたい紅茶はある?」
そんなこと言われても、この幸せな胃袋とハートに何を所望すればよいのかさっぱり見当がつかない。紅茶に詳しい友人が
「では、一番初めに頂いた、キーマンを今度は少し濃い目でお願いします」
とオーダーしてくれた。



このテーブルの反対側には本物のこども用のピアノと、Steinwayのピアノ。
アンティークのサイドテーブルの上にのった職人あつらえのビスケットウォーム。

聞いてきたことを書き綴ったけども、
なんじゃいそれ?聞いたことも見たこともないわ!
ばかり。


「伊藤さんはつくすでしょ。」
マダムノリコが唐突に私の顔をみておっしゃった。
なぜ、わかった?私は緊張でいつになく無口でいるというのに。

「なぜそう思うのですか?」
「顔をみればわかるわ♪」

う~~~~ん。。なぜ?



また、別れた旦那と長年別居をしたあげく離婚した話をした。初対面の人に言う話ではないのだろうけど行きがかり上そういう話になってしまった。
「別居はつらかったでしょう。お体とか大丈夫だった?」


別居の話をして、つらかっただろうなんて言ってもらったのは初めてだった。
ほとんどの人が、嫌いな旦那と暮らさなくてよかったのだから楽だっただろうと言い、心配してくれるとするならば金銭的なことを心配してくれた。

が、辛かった。のである。
罪悪感が押し寄せ、どっちをむけばこの最悪から抜け出せるのか見当もつかず、地獄だった。
辛くて辛くて、だれかお願いだから無理やりでも私をさらってほしかった。

「はい。とてもつらかったです。おかげで全身ぶつぶつでちゃいました♪」

いつもならそんなことを言われたら、泣き出してしまう。
だけど、マダムノリコだと、さわやかな風で吹き飛ばされてしまったように、軽やかに答えられた。


気が付けば、すっかり夕方が暮れようとしていた。


オープンから8年。
一度も営業をしたことがないらしい。
そして、お客様すべてが初めての人を迎えるのが私たちが初めてだというくらい、ご紹介ご紹介できたらしい。




いい年になってね、何か社会に貢献できることがないかな?って思ったの。
だけど、今更手に職があるわけでもないから働くこともできないし、それで、これを始めたの。
いただいたお代から材料費を引いた分はすべて寄付しているのよ。
今日のゲストは私にお代を払ってるよう見せかけて、本当はね社会貢献しているのよ。



私は、どういう世界観で生きようか?

どういう社会貢献を夢見てこれから生きようか?

そんな、大きな夢がまるで子供のころスケッチブックにクレヨンで一生懸命描いていたお城とお姫様のように、ワクワクしてきた。

いつものiPhone6で撮った写真が、とてもしゃっきりと美しくいつも以上に美しく撮れた。
ということは、それだけ室内が明るいということ。

あ~~~~~楽しかった。

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