発信力と情報

発信力について真剣に考えれば考えるほどあることに気が付きます。

「情報のなさ」
です。

我々はいかに想像や思い込みで相手を解釈しているかということです。
ポジティブにおいてもネガティブにおいても。













先日靴屋でこんなことがありました。
私は中足骨骨頭痛という足のアーチの変形によっておこる足裏のゆび付け根のハレと痛みに悩まされています。
たまたまネットで買ったそれ専用のサンダルがとても快適だったので、今度は実際にいろいろ見て履いて選びたくなり、金沢市内にある靴屋さんを探し出し訪れました。

丁寧に計測され、足の悩みについてヒアリングがありました。
そして、セミナーや、会合などで場のきく靴と、プライベートではけるカジュアルな靴がほしいと伝えました。

計測しカウンセリングしてくれたお姉さんはかなり若い方でした。
私はたぶん足の痛みのところは顔をしかめ本当に困っている風に伝えたと思います。



ところが、彼女が「これはいかがですか?」
と出してきたのは、靴底の薄い靴でした。
「ヒールはあった方がいいですか?」
と聞かれたので
「パンツ丈が長いものが多いのでヒールはあった方がいい」とそのまま伝えました。
すると、ヒールのある靴ひものある靴底の薄い靴をもってきました。


しかもずいぶんガーリーなデザイン。


「ねえ、こんなデザインの靴私はかないよ」
「はい」

・・・はいってどういうこと?・・・

とりあえず言われるまま試着すると、
「歩いてみてください」
と言われました

靴底が薄いため足裏に鈍痛が走ります。
「痛くて歩けません」

「じゃ、こちらのサイズは?」

とまた一緒なデザインの大きいサイズを出してきました。

「ねえ、これ痛くて嫌なんだけど」
「ヒールがあるのである程度は足指に体重がかかるのはしょうがないんです」

この辺りでこのお姉さんが私に何をすすめようとしているのかさっぱり分からなくなり私はムッとしていきます。
「ねえ、私は足が痛いのが嫌でわざわざネットでこのお店を探し出してきたんですけど」
「はい。ですから、ヒールがあると・・・」

「だから、この靴底だと私の足には合わないっていってるでしょ。デザインよりもヒールの高さよりも足が痛いと仕事ができないし、歩くこともできないの。そこを一番に優先してほしいの」

私の剣幕が店のほかのスタッフに伝わりたぶん、ベテランさんが登場しました。


「どうされました?」

(店長を呼べ!とか言ってる人みたいだよねきっと。。)

「足の裏が痛くて、それを改善する靴をください。デザインよりも何よりも痛くない靴を出してきてください。靴底がたかければ長い丈のパンツもひきずらなくてよいので、そうあそこに飾ってあるあんなそこの靴がほしいんです」
「ああ、あれですね。あの靴はとても快適な靴なんですよ。ただいまそちらでサイズをお出ししてきますね」


そして、私は人生初の高価な靴(私的に)を2足も買うことになりました。1足5000円もする中敷きをプラスして。




私の足の悩みは加齢に(華麗だったらどんなによいことか)よるものなのでお若い方にはこの不都合さが想像すらできないのだと思います。
だけど、専門家になるにはそこを想像力でカバーしていくしかないのです。
しかも、相手の欲する答えを出すという目的で。


そこには、足に関するいろいろな情報が必要です。
お客様が望む答えがどこにあるのか伺うスキルが必要です。
思い込みで先走って、失敗した経験がある方はどんな商売でもあるはずです。


相手のハッピーはどこなのか。
不快な思いをするとしたらポイントはどこなのか。
それは、なぜ起こっているのか。

常に両極のイメージを考えて言葉を発したり行動をしなくてはいけません。


こういう訓練を手順を交えてお伝えしているのが「コトバオンチでもできる発信力」なのです。
発信力を身に着けるには

まず「伺う」

実は、これが一番重要だということ。
そして、こちら側はニュートラルな状態で気になった部分、理解しづらい部分を掘り下げて伺っていく。
ある意味こちらが答えを出すことに焦らない。お客様が欲する答えが出るまで根気よく伺う。

これは、専門家になるには必要なスキルだと思っています。



この繰り返しで起こるお客様の笑顔は、本当に幸せそうです。
そういう笑顔を一人でも多くの方に味わっていただくのが、セミナーを地道に続けている理由です。



ということで、今日から3日連続で「コトバオンチでもできる発信力講座」です。
今日の受講生の先にある誰かの笑顔を思い浮かべて今日も頑張ってお伝えしてこようと思います。

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