ちょっとやる気になればできるよ肉まん。

うちの息子たちは、私に食べたいものを言えば何でもでてくると思っている。
特にチビ。

なんでも、チビ曰く。
子どものころから日曜日が楽しみだったらしい。
日曜日はなんだか変わったものが食卓にのぼる日。
という位置づけだったらしい。

私はそのころ、料理はストレス解消だった。
普段は20分30分で夕飯つくりを終えるような調理時間を、
2時間3時間、長ければ半日台所に立っているのは、すごく自分と向き合っているようで
そして、ゴールは歴然と見えていて、
そこに向かってひたすら動いている時間がたまらなく好きだった。

しかも、以前のうちは対面式キッチンだったので、台所に立つ私の様子は息子たちにはよく見えていたのだと思う。
私は鼻歌を歌いながらよくご飯を作っているらしい。
本人は気が付いていなかった。
気分がよくないときに鼻歌を歌うことはめったにないと思うので、
たぶん私は上機嫌で台所にいるのだと思う。

そうやって、
「普通の家ではこれは手作りでは出ないよ。きっと」
というご飯を作ってきた。

自分のためだったと思う。
日々なんだか悶々としていたけれども、
唯一、台所に立っているときは「自分」がそこにいた。
誰かのためにやっている。役に立っている。
そういうことが、一番自覚できる場所で行為だった。


そういう、私の記憶とは別に
チビの記憶には
「日曜日は何か変わったものが食べられる日」
と位置付けられ、ワクワクする日だったらしい。


「何か食べたいものない?」
と聞いたかな?と思ったけど
よくよく思い出せば
「おかんが作る料理で、一番食べたいものは何?」
と聞いたんだったと思い出した。

「おかんが作る料理で、一番食べたいものは何?」
チビに聞いたら
間髪入れずに
「肉まん!」
と言った。

「え~~~!!肉まんなの?一番食べたいもの」
「うん。大きい肉まんアツアツなのをおなかいっぱい食べたい」
「ふうん。肉まんか~。ちょっと面倒やな・・・」
「そうなん。」

そういう会話があってから、1ヶ月ほどたった昨日。


具がいっぱい入った、丸丸とした肉まんを10個つくったった。
たしか、以前は強力粉で作ったはずだと記憶していたけど、あいにく強力粉の在庫がなく、買いに行くのも面倒だな~と思ってクックパッドを眺めていると、薄力粉だけで皮をつくるのが出ていた。

よしよし。と、薄力粉だけで作ることに。
ドライイーストや、ベーキングパウダーは常備してある。

薄力粉500g
ドライイースト5g
ベーキングパウダー5g
砂糖30g
お湯 300cc
塩 ふたつまみ
ごま油 大さじ

作り方はパンをこねるのと同じ。
薄力粉の真ん中をくぼませてドライイーストと砂糖と、ベーキングパウダーを入れてお湯(沸騰して少しさましたもの)を一気に入れて、混ぜていると手にくっつかなくなるので、そこでごま油と塩を入れてさらにこねる。
ホタホタのなんだかかわいい赤ちゃんのほっぺのような状態になったら、ラップにくるんで40分ほど休ませる。
気温も下がってきたので、昨日は電子レンジの中に扉を閉めて入れておいた。
生地自体が熱を発するのでいい塩梅に温度が保たれていたようだった。

40分休ませている間にアンを準備する。
昨日は

豚ひき肉300gぐらい
キャベツ1/8玉
玉ねぎ 小1個
シイタケ 2個
水煮たけのこ 1袋分
生姜 ひとかけ

しょうゆ大さじ1くらい
酒 大さじ1くらい
塩 適宜
コショウ
ナツメグ
シナモン
片栗粉 大さじ2くらい

キャベツはみじん切りにして塩少々をまぶして水気を出す
玉ねぎ、シイタケ、タケノコもみじん切り
生姜はおろしておく

ボールに豚ひき肉と調味料を入れて、まずは肉だけをよくねる。
肉に粘りがでてきたら、野菜を入れて混ぜる。

肉玉を10個作る。(もし余れば、丸めてスープにでも入れるとよい)

クッキングシートを10㎝四方くらいに切り10枚準備する。

そうこうしていると、40分くらいすぐにたつので、生地を10等分する。
食べ盛りようにかなりボリュームのある肉まんになるので、何等分するかはご自由に。


生地に薄く粉をはたきながら、生地を伸ばして、肉を包む。
底は厚めに。


湯気の立った蒸し器で、20分蒸す。
肉玉の大きさで蒸し時間も加減して。

で、できあがり。
からし醤油を添えて。召し上がれ。


初めて薄力粉だけで作ってみたけれども、強力粉がない分グルテン形成がゆるいので、生地が柔らかく、肉玉を包みやすかった。
ベーキングパウダーとドライイーストを両方入れるのも初めてだったけれども、今まで作った中で一番きれいにできた気がする。
生地が扱いやすいというのが失敗がなかった大きな原因だと思う。

生地が扱いにくいと、包んでいる最中に結合部分にアンがくっついてしまい、そうすると生地がうまくくっつかず、蒸していると割れてくる。割れると肉汁が出てしまい皮が茶色に染まって醜くなる。

今回は写真の通り、非常に美しく出来上がった。

息子×3
「うま~~~~い!!」と3つずつ平らげていた。

次男に
「今日は彼女と会わんの?もし会うなら肉まんあるよって言いな」
というと
「いいが?」
と言ってLINEしたらしい。
しばらくたって
「肉まん作ったってどういうことですか??」
とニコニコ顔の彼女がやってきた。

「ほら」
と見せてあげると
「やった~~!!」
と喜んでくれた。

夕飯をいっぱい食べてお腹がいっぱいらしく
「明日の朝にもらってもいいですか?」
なんていう。

かわゆす。
この彼女も息子たち同様、私が台所にいるとちょくちょくのぞきに来る。
食べることが好きな人は大好きだ。
ほんとかわいい。


チビは、夜勤のお弁当に一つもっていった。
幸せいっぱいの肉まん。


こんなに喜ばれるのなら、今年、、今期の冬はもう一回くらい作ってもいいかな。


で、昨夜の夕飯は、肉まんと余った肉団子スープでラーメンを気持ちばかり作っておわり。
栄養学的には十分なはず。

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