知人のフェイスブック投稿を見て、勝手に物語を妄想してみた。

知人がフェイスブックで
「観光地以外で金沢らしい風景」
についてどこかないかとアイディアを募っていた。


金沢駅前、兼六園、東山、エトセトラと観光地と言われて思いつくところはあるけれども、はてさて。



おもしろいので、もう少し頭を巡らせて遊んでみた。



知人はホームページに載せる写真として「観光地以外で金沢らしい風景」を探していると言っていた。そのホームページでその写真を見て「あっ」とか「へ~」とか思わせたい人は誰なんだろうと、勝手に憶測してみた。


例えば、このホームページは観光案内ページではないので、観光客がターゲットではないだろうな。と考える。
金沢に住んでいる人はターゲットではあるけれども、このホームページの写真を更新したいという理由が「なんとなく」ではないことを知っているので、あえて「金沢らしさ」を求めているということは、もしかしたら、違う場所から金沢に来る可能性がある人、または、違う場所から金沢にいる知人に仕事を依頼したい人となるかもしれない。と憶測してみる。
知人は東京支店を立ち上げたばかり。
東京の人がターゲットとしてちょっと思いをはせてみよう。

私が勝手に知人のホームページを使って頭の中で遊んでいるだけなので、悪しからず。だけど。


東京の人がターゲットとしたら、
東京のどんな人だろう。
金沢に所縁のある人としたら。

もしそうだとしたら、金沢に来たこともあるかもしれない。
金沢に住んでいたことがあるかもしれない。
金沢がふるさとかもしれない。


だとしたら、その人が、「あ、金沢だ」とひとりしみじみ写真に見入るその写真とはどんな写真だろう。


地元の人は、観光地にあまりいかない。
なので、観光地の写真を見て、「金沢だ」とあまり思わないかもしれない。


例えば、金沢駅の東口の鼓門。
観光客の人は、ちょうど都ホテルを背中に金沢駅を正面にカメラを構え、鼓門が真ん中に入るようにカメラに収める。

でも実際に金沢駅を降りて東口からでて、「あ~~~金沢に帰ってきた~~」と思うのは、都ホテルを中心にパノラマで広がる街の風景で、右手に「大和」とかかれたタクシーが並んでいる風景だったりする。

新幹線に乗っていると、いや、昔特急はくたかで東京に向かっていた時から、車窓にフォーラスの文字が見えてくると「金沢に帰ってきた」とほっとした。
東京に向かう時は、フォーラスの文字が見送ってくれているような気がしていた。

夜行バスで東京から帰ってくると、北陸自動車道から降りて田中の交差点を左折して、金沢脳神経外科病院や八幡のすしべんやサンマルクがみえてくると「金沢に帰ってきた」と思った。
逆に行くときは、トラックターミナルを過ぎたあたりで金沢を離れるんだなと思った。


例えば、窪に「衣や」という夜景がきれいで金沢の夜景を見渡せるすてきな割烹居酒屋があるのだけれども、そこから見る風景はとてもロマンチックではあるけれども、それが「金沢だ」と胸がきゅんとするような金沢らしい風景かと聞かれると、そうでもない。
金沢にいて、日常を忘れる風景ではあるけれども、「なつかしさ」や「らしさ」を感じる風景ではないんだよな?と、この話題で頭をめぐらせていて初めて気が付いた。

卯辰山から、金沢の町を見ている風景だって同じ。

石川県庁の最上階から見ている風景だって同じ。

「おお!」と感動はするけれども、それが心の奥底の何かをくすぐる風景か?と聞かれると、何か違うな。と思ってしまう。


さてさて、知人のホームページを餌にずいぶん遊べてしまっている。


知人のホームページ更新にあたり、私のようなセンチメンタルな金沢LOVEな人の心を揺さぶるなら、夜少し雨が降る新幹線の車窓からみる、ちょうど「もうしばらくで金沢駅に到着します」とアナウンスが入るころの風景が、なんとも、「金沢」を感じる。


まるで、久しぶりに故郷に戻ってきた、いわくつきの主人公が「あ、帰ってきたな」なんてつぶやきながら熱い車内で脱いでいたコートのボタンをしめるところから始まる小説だってかけそうな、そんなシチュエーションを切り取った風景。


写真一枚をとっても、物語によって切り取る風景は全く違ってくる。
制作者の思いではなく、心を揺さぶりたい誰かのための写真。


ホームページには「物語」がいる。
「物語」には、主人公がいる。
主人公は年齢も性別もあり、名前もあり、人生背景もある。
だから「物語」ができていく。


ホームページに限らず、ビジネスには「物語」がいる。

でないと、単なる「お金儲け」がゴールになってしまい、ビジネスを何のためにやっているのかわからなくなってしまい、「お金をもらうことに対する罪悪感」や「お金ありきのビジネストーク」でいつまでたっても苦しさから逃れられなくなる。


「お金じゃない」の意味は、「物語」が出来上がって、本当にその主人公がお客様になったときに、しみじみと「ありがたい」という気持ちとともに腑に落ちる。

制作者(ホームページの持ち主)の思いは、「あとがき」程度であって、ストーリー本編はあくまでも主人公が奏でるものなんである。




主人公には、もちろん家族もいるし、友人もいるし、職場の同僚や上司や、近所のおばちゃんや、ペットだっているかもしれない。主人公はそのわき役たちとどうかかわりたいのか?
「物語」がどんどん進んでいくと、面白くてとまらなくなる。



ビジネス事態の物語ももちろんあって、そして、ひとつひとつのコンテンツや商品に対してもひとつひとつの物語がある。
この物語を作るセンスが、ビジネスセンスだと思うべな。


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