猫がメガネを咥えてお越しに来る。

夜が明けてくると、おなかをすかせた猫たちが起こしに来る。
それぞれ役割分担があるようで、先住猫は何をやっても起きないときに上に飛び乗ってくる(膀胱めがけて)手はずになっていて、まずは、一番下っ端と思われる銀猫が、足の指を噛みにくる。
「痛い!」と言って蹴飛ばしても、おかまいなしにまた噛みにくる。
この子はちょっと鈍い。
顔つきもなんだか、鈍そうな顔をしている。
が、一番頑固で、一番へこたれない。というか、たぶんすぐに忘れるのだろう。

で、足の指なんていう、なんとも寝起きの悪い感覚で起こされるので、頭にきて布団で足をぐるぐる巻きにして噛めないようにして寝たふりをする。

そうすると、今度は黒猫の登場。
彼は、タンスの上に置いてある私のメガネを、最初はコンコンとつっつく。
「落とすよ。起きないと」
といった感じで。
今まではそれで落として終わりだったのに、つい最近彼はバージョンアップした。
なんと、メガネを咥えて、持ち去ろうとするのだ。

咥えてそれをどこに持って行こうとしているのか結末を見る前に「わかった、わかった起きる!」と起きて取り上げるのでわからないのだけれども、もし私の顔の上に持ってきたとしたら、、、面白い。
が、どこかの隅っこにでもやられた日にゃ視力0.1以下の目で探すのが一苦労になる。

この黒猫は、よく観察している。
ありとあらゆる人間の動きを事細かに見ている。
先住猫が開けられなかった引き戸を、人間が空けている様子を見て、開けられるようになった。
ドアノブをガチャガチャやる先住猫の様子を見て、すぐに開けられるようになった。
ちなみに、先住猫にドアを開けるのを教えたのは次男だ。


水入れに水がなくなると、人間が飲んでいるコップのところにやってきて、手を突っ込んで手についた水を器用になめてちらっとこっちを見る。
「水がないんだよ」
と言いたげに。

猫は進化する。
教えもしないのに。
なんとか、人間とコミュニケーションをとって、自分たちが快適になるように工夫してくる。

私はなんだか退化あるのみな感じだけども。
まるで、幼子を育てているような成長ぶりで、楽しい。愛おしい。


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