ちょっと考えればわかること。

私は10数年前にマナーアドバイザーという資格を持った。
別にアドバイザーになりたかったからではなく、その資格取得のために勉強するテキストの一番初めのページに書かれてあったことに共感したからだ。

マナーとは
万物に感謝し、それを伝え、気持ちを現すためのものである。

そして、初級、中級、上級、アドバイザーと資格があがり最後に伺った師の言葉が忘れられない。
「マナーとは、押しつけるものではない。時には相手に合わせてあげるのもまたマナーである」

この言葉が身にしみて、そういう大人を目指そうと心に決めたのである。


が、気になるものは気になるのである。
たとえば
「手皿」

最近テレビで芸能人などが試食をする場面がよくあるが、この時に手皿で食べている芸能人の多いこと。手皿の上に垂れた汁をいったいどうするつもりだろうか?とハラハラしてしまう。
手皿にうるさいフェイスブックの友だちも、NHKのドラマや、武士の献立という映画でも良家のお嬢様が手皿で食べている!と怒っている。

マナーにおいて、相手をハラハラさせたり、不快にさせたり、不安にさせることは一番やってはいけないこととなっている。座布団の座り方も、廊下の歩き方も、まずは安全に美しく振舞う所作が相手を安心させ、感動させるのである。
が、これまた、たとえば集団でいる席で、相手をたしなめることは相手をみくだすこととなり控えるのである。

真のマナーを知っているならば、座布団の上に立ちあがった隣人がいたら、いつ倒れても大丈夫なようにそっと手を添え大事にならない配慮をするのである。
「あ~~美しい・・・」と内心自分にうっとりしながら(笑)

9月から始めた文章トレーニングセミナーも、私のこのこだわりの延長線上である。
読み手に不快な思いをさせず、ポジティブな感情を持って読んでいただくために。
このトレーニングの基本は「読み手の感情」である。
それもただポジティブ感情を押しつけるのではなく、相手のネガティブな感情にまず書き手が共感し癒すことをするのである。

言ってることがさっぱりわからん!

という方は一度このトレーニングを受けて実感してみればいい。
いかに普段己の感情で文章を伝えているか。話しているか気がつくはずである。

私がこう伝えたい。
のではなく、
相手がどう聞きたい(読みたい)の?

そうやって考えることは、10年前に勉強したマナー資格と繋がっていくのである。

あのころ、
「私は周りにどう見られたいか?」と悩んで学んだマナーだった。
それから10年たち
「私をまわりはどう見たいか?」と考え取り組んでいる文章トレーニング。

まずは、身近な家族から。。そして、大切なお客様から。。そして、地域へ、、世界へ、、未来へと広がって行けばすばらしいな……

と、考えている次第だ。

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