ものづくりの大変さ③

パソコン関係の仕事をしている人は覚えがあると思うのですが、多くの人がパソコン=デジタルというひとくくりに考えてしまい、パソコンができる人は、イラストを描くこともでき、デジカメの操作にもたけ、ビデオデッキをテレビにつなぐのもお茶の子さいさいだと思われてしまうのです。

これは、大きな勘違いです。
料理に置き換えていただきたいのですが、
フランス料理、イタリア料理、日本料理・・・・とそれぞれにシェフや板前さんがいます。
そして、鍋を作る人、包丁をうつ人、ガス屋さん、水道局、流し台を作る人、冷蔵庫を作る人、買う人など、
料理が完成するまでに、いろいろな人の手にかかったものがかかわってきます。

パソコンができるから、ビデオデッキをテレビにつなげるだろうというのは、フランス料理の料理長にガスの工事をしてくれと言っているような(ちょっと大げさ?(笑))ものかもしれません。

ちがうんです。パソコンっていうてもですね、やることはそれぞれ違うんです。それによって持っていないといけないスキルも違うんです。
そして、すべてを知っているからいいかというと、そうでもないんです。



そんなこんなで、私は好きだけど、お金をもらってまでしたくないデザインや、htmlを触ること。
カメラの機材にまったく興味がないカメラ撮影。
そういう特化した専門性を持つ本物と出会えた。
ということが、これならホームページの自主制作支援を教室のコンテンツに入れても大丈夫だと思った要因なのです。

私はお客様と一番苦しい、ホームページで何を表現するか。ということだけに特化することができるようになったのです。とりあえず、イメージしやすい絵コンテを書くことも私にはできます。専門用語をその方の背景に合わせた言葉に変換してお伝えすることもできます。
もちろん、パソコン操作、スマホ操作を教え、ネット上の情報リテラシーについても説くことができます。
ホームページに注目を集める、SNSやブログの使い方、本当は簡単で単純なSEOのこと。
そんなことを手取り足取りフォローできます。



目の前にいるお客様に、素敵なホームページを持っていただくことができる。

今まで困って私を頼りに来てくれていたのにお断りしてきたお客様の受け入れ態勢が、「やっぱり、お前の出番はここだろうよ」と神様が準備してくれたように。


ホームページ作りは、家づくりと同じくらいエネルギーがいります。
なので、一人の人がすべてやってしまわず、設計士がいて、大工がいてという風に分業したほうがいいものができると思っています。
そして、設計士や、大工に直接交渉するのもこれまた疲れる元です。工務店のようなディレクション(つなぐ人)がいてくれるとスムーズです。


そして、これは、お客様の立場ディレクションをする立場から制作会社に言いたい。

お客様に「素材をお願いします。」「コンテンツをそろえておいてください。」と簡単に言わないこと。
なぜ、その素材が必要なのか、コンテンツとはどういうものなのか全くわからない方が多いのです。

お客様にとっては「ニンジンを切っておいてください」と言われたくらい「?????」なのです。

ニンジンは乱切りですか?千切りですか?皮は剥きますか?
家の冷蔵庫に入っている1週間前のニンジンでも大丈夫ですか?
あ、もしかして京ニンジンの方がいいですか?高級なニンジンでないといいものが作れないですか?もしかして、畑を耕し、土づくりからやった方がいいですか???
とどんどん頭の中は飛躍し、混乱し、途方にくれているのです。


そもそも、何を作るためにニンジンを切っておかないといけないの????

と疑問がわいているのです。
その疑問をどこから解決すればよいのかわからず、業者にきくこともできずに、次の会う日に何もできていない。ということになるのです。

業者は言います。
「こちらは一向に構わないので、待ちますから」
と。

親切心丸出しの顔で。


お客様はきっと言います
「忙しくて切る暇がないのよ」と。

その言葉の背景をくみ取ってあげてください。


中には、思いをはせることもなく、本当はカレーを作りたかったのに、ニンジンを丁寧な千切りにしてくるお客様もいらっしゃるでしょう。
「サラダになるんでしょ♪」と勝手に解釈して。
業者のがっかりした顔を見て、お客様は落ち込んでいらっしゃいます。

そもそも、何を作るためにどんな切ったニンジンがほしかったのか伝わっていなかったことに気が付いて、お客様の羅針盤になってあげてください。



「何をどうやってらよいかわからなかったのよ。だから返事をどうすればよいかもわからなくなってしまって、時間が過ぎて気まずくなってしまって」
「思ったものがどうしても出来上がってこなくて、しまいに頭に来て」
「せっかく大枚はたいて作ったんだけど、なんか違ってて見る気もしないのよ」


もちろん、コンテンツはお客様の中にあります。
それを聞かないとホームページは出来上がりません。
でも、聞く力が制作会社に求められているのです。


自分のお店のことでしょ。
と思うかもしれません。

だけど、自分のことは見えないのです。
だからお客様は客観的に見て提案してほしいと思っているのです。


問題を解決して差し上げることをお客様自身にゆだね、「こちらはいつになってもかまわない」といってしまうのは、お客様にとっては見放されたと思われても仕方がない。
と私は思っています。


中には仕事が忙しくて時間がとれないお客様もいます。
できれば、少し仕事にゆとりがあるときにホームページ作りをすることをお勧めします。
ホームページ作りは業者丸投げではできません。
これは、確かです。

お客様の頭の中の棚卸と、アウトプットする時間とエネルギーがないと、結局ホームページに振り回されなんだか中途半端なものが完成(?)してしまうのです。


ホームページ作りは楽しいです。
自分の家を建てるのと同じくらい楽しいです。

楽しんでほしいです。




 jimdobestpages

コメント

このブログの人気の投稿

Windows10シャットダウン時に「S」のアイコンがでて強制終了しますか?とメッセージがでる→ブラザーのプリンターが原因

自己チューな言葉

「あぽじら」の正しい使い方