ものづくりの大変さ②

何かを作り上げようとするとき、やみくもに初めてもうまくいかないことは、毎日の料理でつくづく味わっています。
作っていながら、何をつくりたいのか何を作っているのかさっぱりわからないときが数年に1回魔が差したようにおこります。

そんな時は段取りもめちゃくちゃで、もう火入れしてから、あ、ニンジン忘れたなんて思いだしニンジンを切り出したりしてしまいます。ニンジンが生煮えにならないために加熱した時間のお蔭で先に入れたキャベツがべちょべちょになり、ますます何を作っているのやら・・・


材料の持ち味も生かせませんし、食べても不味いです。



材料が目の前にある前に、まず私が食欲があるということが大切です。そして、食べてくれる息子たちの顔が浮かぶとピッチはあがります。冷蔵庫のあるもので作るのも上手なのですが、○○が食べたい!と私が思うとか、○○が食べたいと長男が言っていたあれを作ろう!とか思いながら買い物に行って材料を買って出来上がりの時間を逆算して、作るのは本当に楽しく、美味しいものが出来上がります。



ホームページ作りでもまずは、

サイトオーナーになる方の目的がはっきりしていることが大切です。これが明確でないと増改築を繰り返し敷地に息苦しく立っている建物のようになってしまいます。

次に

誰がこのサイトをみて喜ぶのかその人の顔が明確であることが大切です。
俗にいう「お客様目線」にどれだけサイトオーナーが気が付くかでサイトは、情報の宝庫か、情報の押しつけかが決まってしまいます。自己満足の訴求力の薄いサイトになるかならないかが決まります。

この時、喜ぶ顔だけでなく、通りすがりの仏頂面の閲覧者の事も頭に置くと、よりサイトに深みがまします。かといって、ネガティブなコトバをそのまま載せればよいか?と言われるとそうでもありません。

以上がしっかりと洗い出しできると、そこから見えてくるものは俗にいう「コンテンツ」ホームページの中身のひとつひとつとなります。

決して、サイトオーナーの手の中にあるものを見せびらかす、思いのたけを表現するためではないのがホームページの難しさでもあります。


ホームページというモノづくりは、昨今作成ソフトなどが非常に簡単になり誰でも作れるようになりました。ところが、以前と同様途中挫折する人が後を絶たない。
なぜか?
それは、上で述べたように、目的、ゴール設定があいまいで、お客様目線になっていないのでどこに何を表現すればよいのか進めれば進めるほどわからなくなってしまうのです。




私の仕事は、ホームページ制作をするときの道先案内人です。
一番難しくて、時間がかかるコンテンツ作成の部分を、お客様の頭の中を棚卸し、目線を変えさせ、方向性と未来性を見つけ出す仕事です。

ホームページソフトの使い方を教えてもらえると思ってやってきたお客様が、出来上がってみると、プロ顔負けのホームページに出来上がるのはそういうことです。

もちろん、私とお客様で構成したものを更に最大限に引き出してくれるデザイナーがいるおかげです。

ホームページは業者に頼んだとしても、ご自身で作られるにしても、良いものができるかできないかは、オーナーの力量です。ただ、業者によってこの力量を引き出すのがうまいところと、下手なところがあるのが怖いところです。
デザイン性が素晴らしい業者でも引き出す力が乏しいと、かっこ満点中身0点なんていうものが出来上がってしまうのです。

ま、この場合形が見えてきた段階でオーナー様は「あれ?なんだかしっくりこない」と気が付き始めますがね。最悪の場合もうもう納品の段階になってひっくり返る。。なんてことが起こるかもしれませんし、気の弱いオーナーだと承諾し後からふつふつと怒りがこみ上げ、オーナーも見ないサイトが出来上がってしまっている可能性もあります。


5万で作ってもらっても、200万出したとしても、オーナーがどれだけご自身の商売や商品を愛しているか。そこです。
お金を愛して、商品や人を愛していないと……



「愛」というときれいごとという方もいるかもしれません。
でも、どんな商売でも売っている根本は「愛」だと私は信じたい。


そういう心でモノづくりというものにかかわっていきたい。
そう思っています。


 Jimdo Best Pages 2015 ノミネート
今年4月にご依頼をいただき、初夏にアップした「瀧川眞人」さんのホームページが、全国数十万のJimdoで作成したページの中でベストページ8作品ノミネートされました。11月7日に最終選考があります。

コメント

このブログの人気の投稿

自己チューな言葉

「あぽじら」の正しい使い方

Windows10シャットダウン時に「S」のアイコンがでて強制終了しますか?とメッセージがでる→ブラザーのプリンターが原因